大相撲の賭博問題で、横綱・白鵬関(25)=宮城野部屋=ら複数の力士と契約しているトレーナー(42)が、野球賭博の胴元と力士らをつなぐ仲介役だったことが関係者への取材で分かった。これまで仲介役は阿武松(おうのまつ)部屋の床山(29)と元幕下力士(34)が判明していた。少なくとも3人の仲介役が存在したことになり、警視庁は他に仲介ルートがないかなど角界の賭博の全容解明を急いでいる。
関係者によると、このトレーナーは日本相撲協会には所属せず、力士と個人契約を結んで本場所中の支度部屋を行き来してマッサージをしていた。契約している力士は10人以上とみられ、協会の調査に野球賭博への関与を認めた幕内・豊ノ島関(26)=時津風部屋、同・豪栄道関(24)=境川部屋=ら5部屋に所属する6人も含まれる。いずれもトレーナーを介して野球賭博をしていた可能性が高い。
協会関係者は「高額な条件で力士と契約していたとうわさを聞いたことがある。(仲介していたことは)腹立たしい。ただ、つけこまれる力士側にも問題がある」と話した。
一方、阿武松部屋の元幕下力士はけがなどで06年5月の夏場所で引退後も、仲介役として大関・琴光喜関(34)=佐渡ケ嶽部屋=らが予想したプロ野球の勝敗を胴元に伝えるなどしていたという。
奈良県に住む家族によると、引退後は大阪府の不動産会社に勤務している。問題発覚後に「心配しないで。人生を改めて考え直す時期にきている」と電話で話していたという。
また、床山も琴光喜関や大嶽親方(42)=元関脇・貴闘力、時津風親方(36)=元幕内・時津海=らを胴元に仲介していた。警視庁の任意の聴取にも関与を認めているという。
トレーナーと元幕下力士は所在不明になっており、警視庁は事情を聴くため行方を捜している。【酒井祥宏、大矢伸一、伊澤拓也】
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posted by ヨッシ at 01:00| 三重

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